【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート2023.10.30

トライができたらみんなで喜び、称えよう。これをGREAT HAWKSのルールにしよう。

GREATHAWKS

 本日は、晴れ、風もなく、穏やかな気候での練習でした。本日の目標は「トップスピードで走る!」としました。本日は第2クール(9月~12月)の体力測定の1つ、50m走の測定を行いました。50m走を真剣に走ること、ゲームでボールを持った時やタックルしに行く時にトップスピードで取り組んでほしいと思い、このような目標を設定しました。

 また、ラグビーワールドカップ2023決勝戦のハイライトを上映しようと計画していましたが、メニューの関係で実施できませんでした。タックルについても同様に実施しませんでした。

 本日も前回に続きNECグリーンロケッツ東葛の森田さん、ハイパフォーマンスデザイナーの首藤さんが参加されました。また、流山グレイトホークスのタグラグビーコーチの柳澤さんも参加頂き、子どもたちを指導して頂きました。

 50m走は3人並んで一斉にスタートし測定を行いました。前回(5月)も子どもたちには伝えましたが、競争ではないこと、足が速いか遅いかが問題ではないことを伝えました。「自分がどれだけ頑張ったか、成長したか」を知ることが目的ということを伝えました。測定の前に子どもたちに測定の目的を聞くと、すぐにこの回答が返ってきました。コーチ陣がとても感心した場面の一つでした。

 パスゲームのメニューについて、①白ジャージ②ピンクのビブス③青のビブスの①②③が1つのチームを形成、更に同様のチームを作り、このチーム同士でタッチフットをしました。アタックは5回まで、ディフェンスは同じ色の相手にしかタッチできないこととし、両手でタッチすること、をルールにしました。この目的は、自分の相手をしっかり確認した上でパスをすること/ランニングすること、相手のマークを外しスペースをみつけて走ること、声を出して仲間に意思を伝えること、です。最初の数分は混乱していましたが、すぐにルールを覚え、「ルール難しくないよ。簡単。」「タッチできないからそのまま走って!」「空いているよ、パスパスパス!」等、皆、動きながら声を出していたのが印象的でした。このメニューを提案くれたNECグリーンロケッツ東葛の森田さんは、常に柔軟な考え方をする方で、子ども視点で子どもたちを楽しませてくれるのが魅力的です(笑)。

 ゲームは、いつもどおり白熱した展開でした。

 高学年チームは、ステップやオフロードパスが多く展開が早かったです。ボールを持ったら積極的にアタックを仕掛けるようになってきたと思います。また、パスの回数も増え、全員が確実に上達しているのが伺えました。「オーバー」も意識して取り組めていたと思います。タックルについては、やはり課題ではありますが、安全を最優先して指導していきますので、少しずつ上達できるよう、少しずつ恐怖に向き合えるようにこれからも指導していきます。

 中学年チームは、ボールを持つと誰もが積極的にアタックするのが特徴的です。相手に捕まりそうになってから良いタイミングでパスをする子どももいれば、相手に倒されるまで突き進む子どももいて、見ていてとても楽しいです。相手のランニングを止められない場面が続いた時に、コーチが「誰がどんなアタックしてくるか、わかった?」と聞くと、「うん!もうわかっているよ!」と回答していました。続けてコーチが「どうやって止めたらいいと思う?」と更に聞くと、子どもたちが全員で自分なりの相手の止め方を話していました。子どもたちは、常に頭の中で考えていて、カラダで感じ理解していることがわかりました。「自分の意思をどう相手に伝えるか」「自分たちで考えたことをどう実践するか」。これらのテーマについて、次回以降コーチ陣も意識して指導していきたいと思います。

 次回の練習は、11月6日(月)17:00@江戸川大学駒木グラウンドです。ラグビーを楽しみましょう!