【ラグビー】流山グレイトホークス練習レポート2024.07.22
本日の小学生の目標は『トップスピードでボールをもらい勝負する!』です。NECグリーンロケッツ東葛の森田さん、流山グレイトホークスタグチームの松下さん、植本さん、秋山さんが参加しました。
『トップスピード&1v1』はその名の通りの練習です。スターチ地点からトップスピードで走り、コーチからボールをパスで受け取り、その後のディフェンスの左右どちらかにスピードを落とさず走り抜ける、シンプルなメニューです。ディフェンスは早めに左右どちらかに動くのみとし、子どもたちのスピードを優先するようにしました。ラグビーはボールをもらう前の動きが大事であることは言うまでもありませんが、実は意外にもこの動きができる子どもたちは、他チームの経験者の子どもでさえも少ないです。早めにボールをもらってから個人技で勝負する子どもたちは多いのですが、『スピードをつけてボールをもらう』ことはシンプルで簡単そうに聞こえますが、できません。その理由の一つは、”キャッチミスがこわいから”、”ちょうどよいところにパスをしてくれなそうだから”、”タックルされるのが怖い”等で、そもそもトップスピードでボールをもらうシンプルな練習は他チームも少ない印象を持っています。ただ、実際はこの動きこそが大事といっても過言ではないくらい、実践では重要です。パスミスやキャッチミスを恐れず、まずは感覚だけでも良いので習得してほしいと思っています。今回の練習でもできている子どもは少なかったのですが、意識をすることが大切ですので、これからもコーチの声掛け等、指導していきます。
本日の中学生の目標は『ゲインライン100%突破!』です。今週もアタックメインの練習です。ポジションを深くし100%のスピードでボールをもらうことを目指しました。毎回の練習で行う『チームラン』は、大人と中学生が混ざって実施しています。子どもたち同士で声を掛け合う頻度が増えてきているのが印象的です。続けているメニューだけあって、子どもたちも少しずつ慣れてきました。ただ、ポジショニングの位置がわからない(決められない)と思わせるような動きが散見されます。動きながら状況を把握する、声をかけ伝える、ポジショニングする、自分たちで決めたことを実践する等、様々なことが要求されますが、継続して実施したいと思います。
『2v1』の練習では、今回の目標であるポジションを深くして走りこむことを徹底的に意識してもらいました。今回の練習ではかなりの成果があったように思えます。以前は練習開始時は今までできてきたことがリセットされてしまうケースが多かったのですが、今回は2,3回目から集中することができました。
本日の練習で、4月から7月までの第1クールは終了です。コーチから子どもたちへのメッセージを一人ずつ手渡しました。保護者の皆さまはお時間があればご確認ください。公式には次回の練習は9月からですが、来週7月29日(月)、8月5日(月)、8月19日(月)、8月26日(月)の計4回、任意参加の練習を用意しています。小学生は17:00スタート、中学生は18:15スタートです。